コインランドリーを新しく始めたい方や、既存店舗の設備を増設したい方の中には、
「新品は高すぎて投資が重い…」
「中古で安く導入できるなら魅力的だけど、リスクはある?」
という不安や疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか。
実は、中古のコインランドリー機器は 新品の半額以下 で購入できることもあり、うまく活用すれば投資回収が早く、中小企業や個人投資家にとって非常に魅力的な選択肢です。
一方で、機械の状態によって当たり外れが大きい世界でもあるため、正しい知識を持たないと後から修理費が膨らむリスクも存在します。
本記事では、業界初心者でも理解できるよう、
中古機器導入を検討するうえで知っておくべきメリット・デメリット、その対策方法までわかりやすく解説 いたします。
中古コインランドリー機器を導入する「最大のメリット」
中古機器が選ばれる理由はシンプルで、“圧倒的に安い”からです。
価格はモデルや年式によって異なりますが、基本的には新品より大幅に安く購入できます。
1. 新品の1/2〜1/3で購入できることも
業務用洗濯機やガス乾燥機は、新品だと 1台100万〜300万円 ほどするものが一般的です。
しかし中古であれば…
- 5年落ち → 新品の約40〜60%
- 8年落ち → 新品の約20〜40%
- 10年落ち → 新品の約10〜20%
このように、状態が良いものほど高くなるとはいえ、 どの年式でも新品より圧倒的に安く購入できます。
2. 投資回収(ROI)が早い
機器代が安ければ、毎月の売上で投資回収が早くなります。
例えば…
- 新品:投資回収まで平均3〜6年
- 中古:投資回収まで平均1〜3年
初期コストを抑えれば、利益が出るまでのスピードが大幅に短縮されます。
3. 小規模店舗でも設備拡充しやすい
「すでに店舗があるけれど、乾燥機を増やしたい」
というケースでも中古機器は相性が抜群です。新品を追加すると費用負担が大きくなりますが、中古なら手頃な価格で2台目・3台目を導入できます。
結果として、店舗の回転率が上がり、売上アップにつながりやすくなります。
4. 人気機種が手に入る場合がある
中古市場では、すでに廃盤になった人気機種が流通していることがあります。
- 操作がシンプルで故障しにくい初期モデル
- 部品が豊富で修理しやすいロングセラー機種
こうした“使いやすくて壊れにくいモデル”を安く買えるのも中古ならではのメリットです。
中古導入のデメリット(リスク)
中古機器の導入にはメリットだけでなく、注意すべきリスクも存在します。
ここからは「事前に知っておけば避けられるリスク」をわかりやすくご紹介します。
1. 故障リスクは新品より高い
中古機器は当然ながら新品よりも使用年数が進んでおり、部品の劣化は避けられません。
特に注意すべき主要部品は次のとおりです。
- 基板(制御部分)
- モーター
- ベルト
- ヒーター(乾燥機)
- ダンパー(洗濯機の振動制御)
これらは経年劣化しやすく、交換になると数万円〜十数万円の修理費がかかることがあります。とはいえ、事前に点検済みの中古機器を選べばリスクは大きく下げられます。
2. 保証が短い、または保証なしのことが多い
新品であればメーカー保証が1〜3年あり、故障時の安心感があります。
しかし中古機器は、販売店によって以下が異なります。
- “保証なし”
- “30日保証”
- “90日保証”
- “半年保証”
中古機器を購入する際は「保証期間の長さ」と「保証範囲」を必ず確認する必要があります。
3. 設置・搬入に追加費用がかかることがある
中古機器は配送や搬入費用が別にかかる場合が一般的です。
- 遠方からの輸送
- 建物の構造上、搬入が難しい
- 天吊りクレーンが必要
こうしたケースでは予想外の費用が発生する可能性があります。ただし事前見積もりをしっかり確認すれば防げるリスクです。
「中古でも安定して稼働する機械」を見極めるポイント
中古業界は“玉石混交”である一方、ポイントを押さえれば
「中古なのに長く使える優良機」を見分けることができます。
1. 年式よりも「使用環境」が重要
業務用機器は使用環境によって寿命が大きく変わります。
- 換気が悪く湿度が高い → 乾燥機の寿命が短くなりやすい
- 砂や泥汚れが多い店 → 洗濯機の摩耗が早くなる
- 人の出入りが少ない店舗 → 多少古くても状態が良いことが多い
年式が新しくても環境が悪ければ劣化が早く、逆に年式が古くても“丁寧に使われていた機械”は長持ちします。
2. 故障履歴・修理履歴は必ず確認する
- モーター交換済み
- 基板交換済み
- 毎年点検を受けていた
こうした履歴がある機械は非常に安心して使えます。
むしろ「何も交換していない10年落ちの機械」よりも、「5年前に主要部品交換済み」のほうが寿命が長いことも珍しくありません。
3. 銘板(型番・製造番号)で部品供給状況をチェックする
メーカーによっては古いモデルの部品供給が終了していることがあります。
部品が手に入らない機械は故障時のリスクが大きいため、型番から部品供給状況を確認することが大切です。
4. 動作確認済みの機械を選ぶ
中古市場では、
- 「動作品」
- 「現状品(動作未確認)」
- 「ジャンク品」
という区分があります。
業界初心者の方は 必ず“動作品”を選ぶことをおすすめいたします。
最後に:中古機器は「価格の安さだけ」で選ばない
ここまでメリットとリスクをご紹介してきましたが、結論として…
中古コインランドリー機器は正しく選べば非常にコスパの良い投資です。
- 新品の半額以下
- 投資回収が早い
- 小規模の店舗でも導入しやすい
- 人気機種を安く買える可能性がある
こうしたメリットがある一方で、
部品劣化や保証の短さなどのリスクも確かに存在します。
しかし、
📌 使用環境
📌 修理履歴
📌 動作確認
📌 部品供給状況
などのポイントを押さえれば、そのリスクは十分にコントロールできます。
中古機器は「安いから不安」という時代ではなく、“情報を知っている人だけが上手に得をする市場”です。
コインランドリー事業 ノウハウ 中古市場 相場 経費節減


