業務用洗濯機、乾燥機などコインランドリーやその他施設で利用されている機器の売却を検討されている方から、「どの情報が必要か」「どんな写真を撮れば売却額が上げられるのか」というご質問をいただきます。中古業務用機器の販売は“情報量が多いほど有利”であり、実は掲載する情報や写真の準備次第で売却額が数万円単位で変わることも珍しくありません。本記事では、売却時に必須となる情報、あると価値を挙げられる情報、そして購入者がよく見ている写真ポイント を解説し、どなたでも今日から実践できる「高値で売り切る見せ方とコツ」をご紹介いたします。
売却時に必須となる情報
まずは、売却時に必ず必要となる情報をご紹介いたします。これらは購入者がモデル特定を行う際に重要なため、事前に調べておくと問い合わせ先アップになり、商談がスムーズに進みます。
1. メーカー名・型番・製造番号が分かる情報
購入者が最も気にする情報で、販売時には必須になります。
- 例:AQUA Mシリーズ、TOSEI SDシリーズなど
- 銘板(機器側面・背面・内部にあるプレート)に記載
写真はできるだけ鮮明に撮影したものを用意しておくとよいです。
2. 保証書・取扱説明書
なくても売却は可能ですが、取扱説明書が残っているだけで「管理状態が良い」と判断され、評価が上がることがあります。
3. 購入時の請求書・納品書
購入時期が分かるため、機器情報の信頼性が高まります。
特に5〜7年以内の比較的新しい機器の場合、購入日が明確なことで高値で取引されやすいです。
4. メンテナンス記録・故障履歴・修理履歴
購入者が最も気にするポイントのひとつです。
- メンテナンス業者記録簿
- 修理の際の請求書/領収書の控え
などの履歴は、中古機器の再販時の整備コストを下げられるため高評価につながります。販売する方の中には、修理=壊れた危機という印象を持たれている方もおられるかもしれませんが、購入者はメンテナンスされている機器の方が状態が把握でき、特に専門業者には有用な情報です。
売却額が上げられる“揃えておきたい追加情報”
必須ではありませんが、揃っていると高評価につながる書類があります。
1. 付帯部品
機器本体の消耗品は売却時にアピール出来るポイントになります。特にメーカーが販売終了した機器は交換部品の入手も困難になるケースがあるため購入者には喜ばれます。
スペアキーもそのひとつです。硬貨を利用するタイプの機器の場合、鍵は集金の際に必ず必要になります。物理キーのスペアがある場合は必ず通知することをオススメします。
2. 現在の賃貸契約情報
撤去作業の費用見積もりに関わるため、スケジュールが明確なだけでも評価が変わります。
購入者は写真のどこを見ている?必要な写真リストを解説
写真は販売を左右する最重要情報のひとつで、状態が明確に伝わるほど取引確度が高くなります。撮影の仕方ひとつで売れやすさが変わるため、以下のリストに沿って撮影されることをおすすめいたします。
【必須写真】この5枚は必ず提示しましょう
1. 正面全体の写真
機器の印象を決める最重要カットです。
汚れが目立つ場合は、簡単に拭き掃除をしてから撮影すると印象が大きく変わります。購入者からすれば、綺麗な状態であることが普通であり、他の機器と比較した時の印象は圧倒的に有利になります。
2. 銘板(型番・製造番号が映っている部分)
型番がわからなければ、購入者も寸法、重量など機器の基礎情報を確認することができません。
ピントが合っており、数字が読める写真を撮影しましょう。
3. 操作パネルの写真
割れ・欠け・日焼け・ボタンの摩耗などは再販価格に影響します。
4. ドラム内部の写真
洗濯槽や乾燥機ドラムの状態は非常に重要です。
サビや焦げ跡がある場合は撮影し提示するようにしましょう。特にこれらは、引渡し後のクレームに直結しやすいため円滑に取引を完了させる為にも重要です。
5. 設置状況
搬出の難易度が分かるため、撤去費用の見積もりに直結します。


【プラス評価になる写真】提示することで売りやすい写真
1. 動作中の写真(ランプ点灯・ドラム回転中など)
「現在問題なく動いている」という証拠になり、動作品として高値でも売りやすくなります。
2. 故障箇所が分かる写真
隠すより、明確に伝えるほうが購入者の安心感に直結し、取引がしやすくなります。
3. 修理済み箇所の写真
交換された部品が分かると、再販時の不安がなくなるためプラス評価です。
4. 外装側面・背面の全体写真
錆び・変形・腐食の有無は価格に直結します。
5. ダクト・排気周りの写真(乾燥機・洗濯乾燥機の場合)
排気状態は機器寿命に関係するため、非常に重要です。
撮影時に守るべき「3つのコツ」
購入者から選択されやすい“見せ方”のポイントをご紹介します。
1. とにかく明るい場所で撮る
暗い写真は傷や汚れが浮き上がって見えるため、実物より悪い印象になります。
2. 可能な範囲で掃除してから撮影する
数分の拭き掃除だけでも、購入者の印象は大きく変わります。
3. 写真は多いほどよい
10枚より20枚、20枚より30枚のほうが機器の状態を見せることができ、購入者も納得して手続きが行えます。 結果として安心して取引をさせることが、高値で売り切るために重要です。
まとめ:機器情報と写真は、準備した分だけ高額で売却できる可能性が高まる
- 必須書類は「型番情報」「取説」「請求書」「修理履歴等の記録簿」など
- メンテナンス記録も重要
- 写真は正面・銘板・操作パネル・内部・設置状況が必須
- 明るい環境で撮り、可能な範囲で清掃すると印象が大きく改善
- 情報が多いほど買い手がリスクを減らせるため、高値で売却に至りやすい
業務用洗濯機・乾燥機の売却では、「機械そのものの価値」以上に “どれだけ情報を提供できるか”がを左右します。これから売却される方は、ぜひ本記事の内容を参考にしていただき、効率よく準備して高値売却につなげていただければ幸いです。
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